七福神の一人、「布袋和尚」を描いた七福神シリーズのひとつ、
布袋さんは中国に実在した釈契此(しゃくかいし)という禅僧当人だと言われています。
でっぷりとした太鼓腹に「堪忍袋」と呼ばれる大きな袋を背負っていたので、親しみを込めて「布袋さん」と呼ばれるようになったそうです。
布袋さんの袋の中には放浪中に各地の人々からもらった食べ物などが入っていて、不思議なことにあの袋の中に入れているものは腐ることはなかったそうです。
放浪の自由人として知られる一方、布袋さんは「弥勒菩薩の化身」とも言われ、
何故そう呼ばれるかと言うことに関しては諸説あるようですが、
一説によると布袋さんはよく弥勒に関する漢詩をよく詠んでいた所や、無一文の自由な放浪者にも関わらず、各地の人々に愛された布袋さんの生き方に弥勒菩薩の大らかな心を感じられたと言うことのようです。
「泣いて暮らすも一生。笑って暮らすも一生。同じ一生なら笑って暮らせ。」
と、笑顔で説き、「至福」の象徴とされた布袋さんは「家庭円満」「金運招福」のご利益があると言われています。(^^)
和柄デザイン「MA-0031 平安の布袋(へいあんのほてい)」は、大きく捻る事なく、布袋さんらしい布袋さんとしての和柄デザインに仕上げました。