日本最古の漫画とも言われる「鳥獣戯画」の兎が蹴鞠装束を身に纏い元気に蹴鞠をする和柄デザインです。
蹴鞠は鹿革の鞠を高く蹴り上げ、落とさないように蹴り続ける回数を競う遊びで、今で言うリフティングのような物だと言われています。
この蹴鞠は、日本の歴史にも大きな影響を与えたと言われていて、
奈良の法興寺(飛鳥寺)で、蹴鞠に興じていた中大兄皇子(後の天智天皇)が落とした履物を、中臣鎌足(後の藤原鎌足)が拾ったことをきっかけに親しくなり、これが後に歴史を動かす事になります。
そうです!645年・大化の改新です。「無事故(645)で終わった大化の改新」などと中学生の頃に覚えましたね(^^;)
鞠がきっかけを作らなければ、蘇我氏の政権を崩すことはできなかったかもしれません。
さてそんな蹴鞠ですが、先のエピソードを伝えた日本書紀をはじめ、清少納言の枕草子にも登場し、天皇や公家はもとより一般民衆に渡るまで広く親しまれた遊戯でした。
それならば鳥獣戯画の兎達も蹴鞠を楽しんでいたのでは?と言う想像から企画された和柄デザインです。
和柄デザイン「MA-0143 鳥獣戯画 蹴鞠兎(けまりうさぎ)」は、そんな蹴鞠に興じる鳥獣戯画の兎を描いた和柄デザインです。
サッカーの起源と考える節もある蹴鞠、鳥獣戯画がお好きな方にも、サッカーの応援のお供にも、おすすめさせていただきたい和柄デザインです(^^)